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「An Introduction to Environmental Biopysics」
                     by G. S. Campbell and J. M. Norman
久米ら監訳「​生物環境物理学の基礎」 独学用資料

お知らせ
 本書を学習する際に大変参考になる「Principles of Environmental Physics」(第4版,英文)が,この度和訳されて「生物環境の物理学」として大阪公立大学出版会から5月に発行されることになりました。購入をご希望の方は専用フォームからどうぞ。
​------------------------- 章番号(リンク)章名 / 短い説明----------------------------------------
 第1章 はじめに / 導入と単位
 第2章 温度環境 / 気温と地温の変動、熱時間
 第3章 水蒸気およびその他の気体 / 空気中の水蒸気の表現
 第4章 生物体と環境における液体の水 / 水ポテンシャル
 第5章 風 / 作物内外の風速分布 
 第6章 熱と物質の輸送 / フラックス計算の基礎
 第7章 熱と物質輸送のコンダクタンス / 種々のフラックス
 第8章 土壌中の熱の流れ / 熱の拡散と伝導
 第9章 土壌中の水の移動 / 土壌への水の浸透と植物の吸水
 第10章 放射の基礎 / 定義とスペクトル
 第11章 自然環境下の放射フラックス / 自然光とその吸収率
 第12章 動物と外部環境 / 動物の熱と水分の収支
 第13章 ヒトとその環境 / ヒトの生存環境と熱収支
 第14章 植物と植物群落 / 植物の熱収支と蒸散、光合成モデル
 第15章 植物群落の光環境 / 群落内の光環境とリモートセンシング
 付録
 記号リスト
 索引
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  原著は、各国の農業気象、土壌物理、生物物理、環境科学分野で、大学3年以上の授業の教科書として用いられている名著である。
 日本でも、有志により翻訳され出版されているが、この本を教科書にしてその内容を講義するということは、日本の大学ではほとんど考えられない(大学生の基礎知識レベルの低さと講師の専門知識分野の狭さに起因)ことであるが、その内容を理解することの重要性を認めている人はかなり多いはずである。そのため、ほとんどの人は独学をせざるを得ず、誰にも質問ができないという状況に置かれている。そこで、本資料をそのような人の助けに少しでもなればと思い作成することにした。
 すでに述べたように、本書は教科書である。参考書ではない。教科書とは、その分野の基礎を積み重ねて記述していくことで最終章を読み終わるときには読み始める前とは比較にならない知識と理解力が身につくものである。その代わり、細部の情報が古かったり、最新の知見からすると正しいとはいえない情報も混じっている可能性がある。
 章立ては学習しやすいように順序立ててなされている。したがって、興味のある章をつまみ食いをしても理解できない可能性が高い。例えば、第3章が理解できていなければ第9章は絶対にわからないし、第6章はその後のほとんどすべての章の基礎となっている。ぜひ、最初から階段を一歩一歩登るように読み進めてほしい。
 ここでのコメントはすべて久米らの翻訳本を対象にしているが、翻訳された文章を通して原著へのコメントとなっている場合のほうが多い。
 本資料では「わかりにくい」、「意味不明」などの表現が出て来るが、それらの中には合理的な考察による判断結果とは言えない場合もあるだろう(例えば、「しっかり読めば、意味不明ではないはず。」とでも言うべき場合)。読者の声を代弁しようとして率直すぎる表現を取った部分もある。また、誤りの指摘が誤っている可能性も高い。そのような場合は、連絡フォームに記入してほしい。検討の上、修正を加えたい。著者や訳者にしてみれば、ここに書いてあることは難癖のように感じるかもしれないが、原本の価値はこの資料の100倍以上あることは重々承知なので、なにとぞご容赦いただければと思う。
 本書をすらすらと頭をひねることなく読み進められる人は、本書を読まなくてもいいくらいこの分野に詳しい人のみである。それ以外の人のほとんどは、単語の意味、文の意味、式の意味を四苦八苦しながら理解しようとして、多くの場合、著者の表現能力を罵りつつ、自分の基礎知識や能力のなさを恨みつつ、理解するのを諦めて本立ての飾りにしてしまうのだろう。
 本資料は、せっかくの名著と翻訳本に凝縮されている多大で有用な情報を無駄にしないために、作成したものである。
 本資料は、教科書の内容を補足するものです。これのみを読んでも全く理解できないことでしょう。内容は、適宜追加、修正されます。内容の正確さについては保証しません。
 本稿が役に立ったと感じたら、ご一報いただければ大変嬉しく、更に前に進む意欲がわきます。
​ 本稿の著作権は株式会社ダブルエムにあります。他所(印刷物やWebページ)での無断引用はできません。リンクは自由にどうぞ。


 なお、当社では、本書の内容に沿ったレクチャー/演習をご要望に合わせて開催いたします。ご希望の際は、ご連絡ください。
正誤表(日本語版)
正誤表(原著)