株式会社ダブルエム
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DM-AMTeC

能動的日平均気温制御装置

日平均気温制御の重要性
 作物の葉が展開するまでの期間、開花するまでの期間あるいは収穫するまでの期間などの発達は、日平均気温が深く関わっていることが知られています。日平均気温を正しく制御することで発達速度を制御することができます。

日平均気温を制御する
 通常、施設園芸環境における日平均気温は、適切に管理された人工光型植物工場をのぞいて、1日が終わるまで知ることはできません。特に昼間の日射が大きく影響し、天候によって日平均気温は異なるのが普通です。
 DM-AMTeCでは昼間平均気温から、目標となる夜間平均気温を計算し、夜温をヒートポンプと暖房機で制御することで日平均気温を正確に制御します(天候や冷暖房機の性能により制御できない場合もあります)。

DM-AMTeCによる平均気温制御
 制御期間(夜間、全日期間)における現在までの平均気温を計算し、その日の気温が指定した平均気温になるように温度制御します(能動的日平均気温制御: Active Mean Temperature Control, AMTeC)。AMTeC制御は次の3種類から制御方法を選べます。
  • 日平均気温制御
    • 1日の平均気温を設定した値になるように、暖房または冷房を行います。
  • 夜間平均気温制御
    • 夜間の平均気温を設定した値になるように、暖房または冷房を行います。
  • DIF(昼夜温差)制御
    • 夜間平均気温を制御することで昼間平均気温との差(DIF)が指定した値になるように制御します。

省エネ設定
 AMTeC制御下では、ヒートポンプや温風暖房機の省エネ運転ができます。夜間の気温は一般的に日の入頃の温度から徐々に下がり、日の出頃が一番低くなります。夜間を前半と後半に分けると前半は高温になりやすく、後半は低温になりやすい環境です。前夜半と後夜半に意図的な温度差としてエコ温度を設け、夜間の平均気温管理の計算に、前夜半の温度を高くし、後夜半の温度を低くします。その結果、暖房時には前夜半の熱を活かしてエネルギー消費量を節約し、冷房時には冷えやすい後夜半の温度を活かしてエネルギー消費量を節約します。

暖房負荷計算
 一般的に室内気温を制御する場合、室内気温の計測結果をのみで温度制御を行います。DM-AMTeCでは室内気温と屋外気温、室内地温の計測結果をもとに温度制御を行います。室内気温と屋外気温の差、室内気温と室内地温の差から暖房負荷を計算し、室内気温の管理に反映しています。室内空間への熱の流れも考慮することでより効率的な温度管理を行えます。

その他の機能
  • 6段変温管理
    • AMTeC制御を行わない場合は一日を、あるいはAMTeC制御下での昼間を、6つの時間帯に分けて設定値にしたがって暖房することができます。
  • 目標温度の範囲指定
    • 算出する目標温度の範囲を指定し、制御する温度範囲に制限をかけることができます。
  • 選べる昼夜開始時刻
    • AMTeC制御を行うために昼夜を分ける時刻が必要です。標準では日の出・日の入時刻を自動的に計算して用いますが、任意の時刻を入力することもできます。
  • 台数制御
    • ヒートポンプが2系統ある場合は冷暖房負荷に応じて台数を調整することができます。
  • データ保存
    • SDカードにCSV形式で次のデータを保存します。
      • 制御データ(5分毎): 屋外気温、室内気温、室内地温、暖房負荷、制御状態
      • 統計データ(毎日1回): 各温度の日平均、昼平均、夜平均、日最低、日最高
仕様
本体 電源 AC 100V
入力 温度センサ×3(付属温度センサ)
出力 リレー出力×5 ヒートポンプ用×4((モード切替、ON/OFF)×2系統)
暖房機用×1(ON/OFF)
使用環境 温度: 0 ℃~50 ℃、相対湿度: 10 %~95 %
温度センサ 測定方式 サーミスタ
測定レンジ -0℃~+125℃
精度 ±0.3℃
付属品 温度センサ: 3個(屋外気温用、室内気温用、室内地温用)
ヒートポンプをご利用の場合、接点による外部入力で制御できる機種に限ります。
屋外気温、室内気温の計測には通風が必要です。